「#パクパク万博」、日本人の食への情熱に世界から驚きの声──8時間待ちレストランも

「#パクパク万博」、日本人の食への情熱に世界から驚きの声──8時間待ちレストランも

1. 「#パクパク万博」とは何か

大阪・関西万博の公式アカウントが展開する、会場内で食べられる各国料理を紹介するシリーズ企画。Instagramでは、マルタの伝統パスタやクウェートの揚げ料理など、実際の提供メニューと位置情報がカード形式で発信され、来場前の“指名買い”を後押ししている。



2. 8時間待ちのレストランが生まれた理由

会期中、人気店で「8時間並ぶ人もいる」との報が流れ、大きな話題に。報じた産経ニュースのSNS投稿が、長時間待機の象徴として引用され、海外ユーザーからも驚きの反応が寄せられた。背景には以下がある。X (formerly Twitter)

  • 来場規模の大きさ:7月下旬時点で累計1,366万人超(公式発表)。ピーク日は1日17万人規模に達する。エキスポ2025

  • フードの“限定性”:各国パビリオンのシグネチャーメニューは会期限定のものが多く、SNS露出で需要が集中。

  • 動線と気象:広大な会場と猛暑で回遊効率が落ち、食事時間帯に需要が偏る(公式の「今週の万博」では営業時間や混雑傾向を随時案内)。エキスポ2025



3. 万博の“食”を思想から体験へ──EARTH MART

放送作家・小山薫堂氏が手がけるシグネチャーパビリオン「EARTH MART」は、“食を通じて、いのちを考える”がテーマ。スーパーのような空間で、私たちの選択のエコロジーコストを“見える化”する展示や、未来の食の技術・アイデア(再生米など)に触れられる。食を“買って食べる”行為から“考えて選ぶ”体験へ拡張する、知的アトラクションだ。エキスポ2025+1



4. 価格は“高い”?“妥当”?──議論のポイント

会場グルメの価格は、原材料・物流・衛生基準・仮設運営コストなどを反映し、インターネット上で「高額」との声も上がった。たとえば「えきそば3850円」などの話題がニュース化している。一方、稼働期間の短さと国際イベント基準の品質・人件費を考えれば一定のプレミアムは不可避という見方も。判断材料としては、「量と原価」だけでなく「一期一会の体験価値」「文化的再現度」「SNS拡散による便益」なども含めて評価するのがフェアだ。ITmedia



5. 海外から見た“日本の食熱量”

日本は「並んででも食べる文化」が強く、全国の物産展や限定コラボで長蛇の列が常態化する。今回、産経の投稿が国際的に拡散したのは、まさに“行列すら体験の一部”という日本的消費様式への驚きがあったからだ。SNSのハッシュタグ(#パクパク万博、#万博グルメ)で検索すれば、海外からの驚きや称賛、戸惑いの声が混在する様子が読み取れる。X (formerly Twitter)



6. 実用ガイド:並ばず食べる・賢く食べる(日本語で海外の方にも役立つ情報)

(1) 時間戦略

  • 朝イチ(9:00台)に最初の食事を取り、ランチ帯(12:00前後)を外す。夜間券の活用で人の波が緩む夕方以降に回すのも有効(会場は原則9:00–22:00)。エキスポ2025

  • 公式「今週の万博」や会場ライブカメラ、混雑予測を事前確認。エキスポ2025



(2) 予約の可否



(3) キャッシュレス必須

  • 会場内の飲食・自販機は原則“キャッシュレスのみ”。交通系IC・各種プリペイドの対応あり。現金派はチャージ機利用の準備を。内閣府



(4) 宗教・ベジ・アレルギー

  • ハラール/ベジ/ビーガン/ナッツ等の表記や対応状況は店舗・パビリオンで差がある。公式の「グルメガイドブック」をダウンロードし、事前に候補を複数用意しておくと安心。エキスポ2025



(5) 暑さ・水分補給

  • 無料の給水スポットとマイボトル洗浄機が多数。飲料の持ち込みも可能。こまめな補給を徹底し、日陰や屋内を活用。エキスポ2025内閣府



(6) 外国人向けミニTips(日本語で)

  • 電子マネー・QR決済が主流。現金不可の店舗多数

  • 食事は写真の通りのポーションで提供されることが多く、シェア文化も一般的。

  • 並び列では割り込み禁止。荷物だけの“場所取り”はトラブルのもと。

  • 夜景とドローン・噴水ショーは必見。夜は比較的スムーズに食べやすい。楽天トラベル



7. 「#パクパク万博」指名買いリスト(例)

  • マルタ:ウサギシチューのスパゲッティ(マルタ館)

  • クウェート:クベ・エルグ/チキン・マクブース(クウェート館)

  • ルクセンブルク:ローストビーフのブリオッシュサンド(ルクセンブルク館)



8. モデル動線(昼ピーク回避・6~7時間)

  1. 9:00入場→軽めの朝食(テイクアウト系)

  2. EARTH MARTで“未来の食”を体験(展示中心、30–60分)エキスポ2025

  3. 11:00台に早昼(予約可の施設があれば活用)〖公式〗ラウンジ&ダイニング | EXPO2025:大阪・関西万博

  4. 13:00–16:00は屋内展示+水分補給で暑さ回避(給水スポット活用)エキスポ2025

  5. 16:00以降は夜間券エリアの波で比較的スムーズに食べ歩き。楽天トラベル



9. データで見る“食”のポテンシャル

  • 週あたり約100万人前後の来場が続き、累計は会期中盤で1,300万人台に到達。フードの“場”は依然として巨大だ。エキスポ2025

  • 公式は毎週、入場実績と販売状況を公表。直近傾向を把握すれば、滞在計画と食事の山谷が読みやすくなる。エキスポ2025



10. 総括──8時間待ちの意味

行列は単なる非効率ではない。希少性の可視化であり、共同体験の“濃度”を上げる仕掛けでもある。一方で、並ぶだけが正解ではない。時間戦略×事前情報×キャッシュレス準備を整えれば、“並ばずに出会える一皿”は必ずある。日本人の食への情熱に、世界が驚き、やがて“同じテーブル”に座って一緒に驚く。万博の食は、その対話の起点だ。




参考記事・公式情報

  • 公式「#パクパク万博」投稿例(マルタ/クウェート/ルクセンブルク) 。

  • 産経ニュース投稿要旨:人気店で最大8時間待ちと報じられた件。X (formerly Twitter)

  • 公式サイト(営業時間・今週の万博・混雑情報)。エキスポ2025+1

  • EARTH MART(公式/英日解説・展示内容)。EARTH MART+1エキスポ2025+1

  • 来場者数の週次・累計(公式発表)。エキスポ2025+1

  • 会場キャッシュレス方針(政府資料・持込可)。内閣府

  • 公式グルメガイドブック(ダウンロード案内)。エキスポ2025

  • 価格に関するニュース(例:「えきそば」価格議論)。ITmedia