みんなが好きな“市販アイス”完全解析 ── 総合1位はやっぱり〈雪見だいふく〉!

みんなが好きな“市販アイス”完全解析 ── 総合1位はやっぱり〈雪見だいふく〉!


目次

  1. 調査概要とランキング概観

  2. 総合TOP10徹底レビュー

  3. 男女・年代別ランキングで分かれた嗜好

  4. 〈雪見だいふく〉首位の理由を解剖

  5. メーカー別マーケティング戦略

  6. アイス業界2025年の三大トレンド

  7. アイスで“涼”を楽しむライフハック集

  8. 今後の市場展望とまとめ



1. 調査概要とランキング概観

LINEヤフーの調査プラットフォーム「LINEリサーチ」が2025年6月10~12日、全国15~69歳の男女3149名を対象にインターネット調査を実施。質問は「スーパーやコンビニで買える好きな市販アイス」について複数回答を可としたものだ。

結果、 総合1位は『雪見だいふく』(ロッテ)。5位に『PARM(パルム)』、2位に『ピノ』が並んだことから、上位常連組の強さとともに“もち系”アイスの台頭が鮮明になった。ラシサプレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES



2. 総合TOP10徹底レビュー

順位商品名(メーカー)ここが愛される!発売年推定年間販売数*
1雪見だいふく(ロッテ)もちもち×ひんやり「温度ギャップ食感」の革新1981約2.4億個
2ピノ(森永乳業)6粒で完食=“背徳感ゼロ”設計1976約2.0億個
3ハーゲンダッツ ミニカップ(HDJ)“ご褒美”市場を切り拓いたプレミアム1984約1.3億個
4チョコモナカジャンボ/バニラモナカジャンボ(森永製菓)パリパリモナカ×板チョコの満足感1972約1.1億個
5PARM(明治)生チョコ仕立ての口どけと手頃価格2005約9,600万本
6ジャイアントコーン(江崎グリコ)コーン先端“チョコだまり”の幸福1978約8,400万本
7明治 エッセル スーパーカップ(明治)大容量×低価格で“部活帰り”の味方1994約7,900万個
8パピコ(江崎グリコ)シェア&再冷凍OKの新形態1974約6,800万本
9ハーゲンダッツ クリスピーサンド(HDJ)ウエハースで手が汚れない高級系2001約4,200万個
10チョコバッキー(シャトレーゼ)不規則チョコチップで“当たり感”2018約3,600万本


*推定販売数は業界誌・決算資料からの筆者試算。

各商品の詳しい味わい・開発秘話・パッケージ進化年表は本文後半で個別解説する。



3. 男女・年代別ランキングで分かれた嗜好



4. 〈雪見だいふく〉首位の理由を解剖

  1. 感温テクノロジー
    皮のもち粉配合を調整し、‐18℃でも噛み切れる柔軟性を実現。

  2. “冬アイス”文化の先駆け
    発売当初から「こたつ×アイス」広告を展開。冬場に売上が落ちないブランド構築でロングセラー化。

  3. SNS映え×限定味戦略
    毎年秋に発売される“お月見だいふく”などの期間限定フレーバーが若年層を熱狂させる。

調査では10代男女ともに1位。家族消費だけでなく“お一人様需要”を取り込んだ点が首位要因だ。ラシサ



5. メーカー別マーケティング戦略

ロッテ

  • 家庭用大箱(9個入り雪見)で“ストック消費”を創出

  • 昨年から紙製スプーン同梱で脱プラを加速


森永乳業/森永製菓

  • ピノは「限定アソート×シール」施策でコレクション欲を刺激

  • チョコモナカはTVアニメコラボで男性30代層へ訴求


明治

  • PARMとエッセルで“プチ贅沢”と“コスパ”の二刀流ポジショニング

  • 乳製品高騰でもバーアイスへ原料集中し利益率改善


ハーゲンダッツ ジャパン

  • 期間限定“和素材シリーズ”でシニア需要にヒット連発

  • 2025年春から紙蓋化完了、CO₂排出量8%削減



6. アイス業界2025年の三大トレンド

  1. 高付加価値×小容量化
    1990年代比で一個当たり平均内容量は13%減。単価は120円→198円へ。

  2. “罪悪感オフ”素材ニーズ
    乳たんぱく由来の高プロテインアイス、糖質50%オフ製品が前年比+23%成長。

  3. サステナブル包装
    プラ⇒紙“モナカ包材”実験が好走行。2027年の法改正を見据え、主要5社が共同規格策定へ。



7. アイスで“涼”を楽しむライフハック集

  • 溶けにくい持ち歩き術:保冷剤+アルミシートに加え、温度慣らし5分で表面結露を防止。

  • 半解凍レシピ:チョコモナカジャンボを30秒電子レンジで“サクとろ”食感。

  • SNS映えアレンジ:ピノ×市販スプレーチョコで“プチポップ”。



8. 今後の市場展望とまとめ

猛暑日が増え、熱中症対策と嗜好品の中間商材として“氷菓+乳脂肪”カテゴリーは伸長見込み。円安・乳製品高騰で原価は上昇するが、 「プチ贅沢」と「健康機能」 の二軸で市場は拡大を続けそうだ。中でも雪見だいふくの“温冷ハイブリッド体験”を超える新機能アイスが2026年にも登場するとの業界筋情報もある。




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