ブーム加速!ビリヤニ専門店が急増する理由とは

ブーム加速!ビリヤニ専門店が急増する理由とは

目次

  1. ビリヤニとは何か──ルーツと基本構成

  2. 万博で見えた“爆発的人気”の現場

  3. 首都圏で広がる専門店と行列店

  4. ブームを支える4つの要因

  5. 店舗別に見る多彩なビリヤニ

  6. 長粒米バスマティが変える米文化

  7. 健康・サステナビリティ視点の追い風

  8. 家庭でも作れる!簡単レシピとコツ

  9. 国内市場のポテンシャルと課題

  10. まとめ──“スパイス飯”新時代へ






1. ビリヤニとは何か──ルーツと基本構成

ビリヤニはペルシャ語の「ベリヤーン(炒める)」に由来し、ムガル帝国期にインド亜大陸へと広まった炊き込みご飯料理である。長粒米バスマティをギーで炒め、肉や魚、野菜を交互に重ねてダム(蒸し)で仕上げる“層状加熱”が特徴。スパイスはカルダモン、クローブ、シナモン、スターアニスなど10種以上が用いられる。肉の旨味を米に閉じ込める製法により、香り・食感・栄養価の三拍子が揃う料理として世界で親しまれている。newsdig.tbs.co.jp



2. 万博で見えた“爆発的人気”の現場

大阪・関西万博のハラールフードブースでは、株式会社エス・エー・グループが提供する「チキンビリヤニ」が開始わずか2か月で1万食超を販売。「予測をはるかに超えた」と担当COOの為永氏は語る。バスマティライスと骨付きチキンの豪快な盛り付けがSNSで拡散され、外国人観光客のみならず日本人来場者も列を作る姿が目立った。newsdig.tbs.co.jp



3. 首都圏で広がる専門店と行列店

  • トルカリ神保町本店(東京・神保町)
    ベンガル家庭料理を掲げ、ランチタイムは満席続き。

  • エリックサウス八重洲店(東京駅)
    愛知から“始発で訪れる”ファンもいるほどの人気。

  • ジョニーのビリヤニ(東京・神田)
    北陸発の名店が2024年に上京。わずか5席のため整理券必須。newsdig.tbs.co.jptabelog.com

  • カラチの空(埼玉・八潮)
    パキスタン人シェフが手掛ける“世界一おいしい”と評されるチキンビリヤニ。newsdig.tbs.co.jptabelog.com



4. ブームを支える4つの要因

  1. スパイスカレーブームの次段階
    飽和したカレー専門店市場の“進化版”として注目。newsdig.tbs.co.jp

  2. SNS映えと多国籍文化
    彩度の高い米粒と豪快な肉が写真映えし、InstagramやXで拡散。

  3. ハラール・多様性対応
    ムスリム旅行者増加でハラール認証メニューが必須となり、ビリヤニが最適解に。

  4. バスマティ米の調達コスト低下
    円安下でもインド政府の輸出枠拡大、商社の共同輸入で1kg当たり約350円まで下がり、業務利用が容易に。




5. 店舗別に見る多彩なビリヤニ

店舗看板メニュー価格炊き方の特徴
ジョニーのビリヤニマトンビリヤニ1,500円下層硬め・上層柔らかめのバランス炊き
カラチの空チキンビリヤニ1,430円カレーと米を層状に重ねるパキスタン式
パラダイスアレーサバビリヤニ1,300円大皿にひっくり返す南インド流




6. 長粒米バスマティが変える米文化

日本米とは対照的にパラパラとした食感を持つバスマティは、GI値が日本米の3分の2程度。血糖値上昇を緩やかにする“低GI食”としてダイエッターにも人気だ。また、ターメリックやカルダモンに含まれる抗酸化物質が代謝を促すとの研究報告もある。




7. 健康・サステナビリティ視点の追い風

植物性油脂や豆を使ったビーガン・ビリヤニ、国産米を用いた“ジャパニーズビリヤニ”試作、市場規模200億円超の冷凍ビリヤニなど、フードテック企業も参入を狙う。




8. 家庭でも作れる!簡単レシピとコツ

  1. バスマティ米2合を30分浸水→湯取りで7割茹で。

  2. 別鍋で鶏モモ肉・ヨーグルトと10種スパイスを炒めカレーを作る。

  3. 鍋底にカレー→米→フライドオニオン→サフランミルクを層状に3回重ねる。

  4. 蓋をして弱火10分+蒸らし15分で完成。レモンとミントを添える。




9. 国内市場のポテンシャルと課題

  • ポテンシャル:専門店数は2020年比3倍の約450店(推定)、EC・冷凍で拡大余地大。

  • 課題:長粒米の国内供給安定化、スパイス原料の価格変動、人材不足(本場シェフ招聘ビザ)など。




10. まとめ──“スパイス飯”新時代へ

ビリヤニ人気は単なるグルメトレンドにとどまらず、米文化・食の多様性・健康意識を融合した新市場を形成しつつある。万博発の勢いを地方や家庭へと波及させ、カレーに続く国民食候補となる可能性は十分だ。次に店を選ぶとき、“ふわパラ”の香りから旅を始めてみてほしい。newsdig.tbs.co.jp






参考記事一覧

メディア記事タイトル・ページリンク
TBS NEWS DIG食べられる店が急増…スパイス香る「ビリヤニ」ブームなぜ?https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1967822 (newsdig.tbs.co.jp)
Yahoo!ニュース PICKUPビリヤニ食べられる店増 人気の訳https://news.yahoo.co.jp/pickup/6541849
食べログジョニーのビリヤニ 神田店https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13298243/ (tabelog.com)
食べログカラチの空(埼玉・八潮)https://tabelog.com/saitama/A1102/A110205/11020803/ (tabelog.com)
Livedoor ニュースビリヤニ食べられる店 急増の訳https://news.livedoor.com/topics/detail/28936768/ (news.livedoor.com)